調達魂

~日々奮闘する資材調達・購買バイヤーに贈る言葉~

税務・法律

検収の可否判断は迅速に!

あくまで「可否判断」を迅速にすることであって、月末になって納品物の良否を確認せずに何でもかんでも即検収処理する、ということではありません。 確かに「下請法(下請代金支払支払遅延防止法)」の禁止事項の一つ「支払遅延」では「給付を受領した日から…

「年間ライセンス契約」、支払い計上はいつが正解?

ソフトウェアのライセンス契約や理化学機器の年間保守契約の場合 例えば、契約期間:2022年4月1日~2023年3月31日の1年間で、自社の決算月が3月末とした場合、取引先様への支払計上処理はいつが正解でしょうか? 考えられるパターンとしては サービスの提供…

「業務委託契約」の支払い、検収基準は2通りある

成果物の内容についての可否判断を経て検収する この考え方だけが業務委託契約締結時の検収基準であると信じており、これまで関与した契約案件には全てこの条件を盛り込んでいました。 ところが、ある時海外の大手コンサルティング企業の日本法人との契約締…

「下請法」は調達業務のバイブル?

昔は調達業務と言えば 営業職から配置転換で調達部門に異動を申し渡された時には、今後はお中元やお歳暮を取引先様からいっぱい貰えるかも、などと思っていました。 何しろ高度成長期のモーレツ営業マンは客先の担当者(つまり調達担当者?)に夜討ち朝駆け…

調達の業務課題には様々な対応があり、何が正解ということはありません。

その中で、このブログが対応策の検討やセカンドオピニオンとして少しでもお役に立てれば幸いです。

また、営業職の方々にとっても調達担当者の考え方を理解することで取引先との良好な関係を築くための参考となれば幸いです。